20代平均年収を超えているからといって満足していたら絶望が待っている

もうすぐ昇給のシーズンである春を迎えます。この時期になると自分の給料がどのくらい上がるのか気になっている方も多いでしょう。しかし20代の平均年収を超えているからと言って安心してしまうのは非常に危険です。年収はみなさんがこれまで積み重ねてきた努力の反映でもあるので少しでも年収を高めるために動くべきであると考えます。今回は20代平均年収とみなさんの年収を上げるための手段をまとめていきたいと思います。

20代平均年収

転職エージェントのdodaから2018年度版の平均年収の情報が発表されました。

 

年代別の平均年収は20代が346万円、30代が452万円、40代が528万円、50代以上が645万円という結果でした。昨年と比較すると20代以外はダウンとなり、30代で3万円、40代で13万円、50代以上では16万円のダウンとなりました。年収分布を見てみると、20代と30代は300万円~400万円未満、40代は400万円~500万円未満、50代以上は1,000万円以上の層の割合が最も高くなりました。

 

年代別平均年収

年代 平均年収
全体 男性 女性
20代 346万円 367万円 319万円
30代 452万円 487万円 382万円
40代 528万円 583万円 413万円
50代以上 645万円 690万円 442万円

20代年齢別平均年収

平均年収
全体 男性 女性
20歳 268万円 291万円 250万円
21歳 272万円 294万円 253万円
22歳 277万円 290万円 265万円
23歳 292万円 306万円 279万円
24歳 320万円 335万円 304万円
25歳 344万円 360万円 325万円
26歳 363万円 380万円 338万円
27歳 377万円 398万円 347万円
28歳 390万円 412万円 354万円
29歳 404万円 426万円 365万円

参照https://doda.jp/guide/heikin/age/

勘違いしてはいけない、20代平均年収の数字

ここで勘違いをしていただきたくないのはこの20代平均年収を上回っているからといって、自分が高収入だと思ってしまってはいけません。これはあくまで様々な業界・様々な雇用形態の人たちをひとまとめにして平均を出している数字です。私としては、少しでも高い年収を獲得できるように研鑽を積むべきであると考えます。

年収にこだわるのは悪いことではない

年収にこだわることは少し抵抗がある方もいらっしゃるのではないだろうかと思います。私は年収にはこだわるべきだと思っています。給料とは自分がビジネスで出した価値に対する報酬です。皆さんは大変な受験勉強をして大学に入学し、大学で高い学費を払い勉強をして、就職活動に時間を使い就職先を見つけ、人生のほとんどの時間を使い仕事をしてきているはずです。そのような努力を重ねてきた皆さんの価値を決して過小評価をしてはいけないと思っています。

同じ業界や、周りの同世代の友人と比べて自身の給料が低い場合は、どうしたらその給料が上がるのかを考えていく必要があります。

20代で年収が低いと30代で上げることは難しい

20代で年収は30代での年収の上り幅に大きく影響します。一般的に年収とは企業で経験を積み、責任のある役職につくことによって上がっていきます。しかしその上り幅というのは2倍・4倍になったりはしません(シード期のベンチャー企業に入社する場合は例外です)。すなわちベースの給料が低ければ30代での給料も低いままです。30代後半になって給料が上がらないことに気づき転職での給料アップを行おうとしても、もう難しいです。30代後半での転職の選択肢は非常に限られてしまっています。そのため、年収にこだわるためには20代での転職をおすすめします。

今年収が高く見えても要注意。残業代の罠

現在手取りでの収入が高い方も要注意です。その手取り額には残業代が多く入っていませんか?例えば広告代理店のように残業代が満額支払われる会社は手取り額が多くなる傾向があります。しかしそれは年収ではありません。昨今、政府主導での働き方改革によって残業規制が行われてきています。この残業規制に関しては今後さらに強まっていくと考えられます。日本人だけでは労働人数をまかなえず、非日本人にも労働市場を開放する流れとなってきていますが、これによっても残業時間の規制という潮流は強まっていくであろうと考えられます。事実、広告代理店最大手に勤めていた方に話を聞くと、残業代が今までの半分となり収入がガタ落ちしてしまい転職を考えているといいます。このように残業代というまやかしの収入で飾り付けられている可能性がある方は収入が激減する可能性もあるので要注意です。

 

20代で年収600万円以上を目指すために

例えば20代で年収600万円以上を目指すにはどうすればいいのでしょうか?年収が高い企業は①そもそもの業界、②業界トップの会社の2つの要素で決まります。①に関して、高収入な業界というものは存在します。その例が外資系投資銀行やコンサルティングファームです。どちらの業界も高収益体質であり、実力主義の業界であるので余剰な人員がいません。また、優秀な人を他社よりも採用したいということから、出来る限りの好待遇を設定しています。このように業界のビジネスモデルや収益構造によって年収が決まってくるので、年収を上げるのであれば高収入の業界に転職をするのも1つの手です。

また、②に関して業界トップの企業は高収益体質であり業、界の競合よりもより優秀な人材を集めるために待遇を良くしているケースも多いです。

そのため、20代で年収をあげるためには①高収入な業界への転職か②業界トップ企業への転職をすることをお勧めします。

 

キャリアアップのためにスキル磨きはきちんと行おう

高収入の業界に行くことや業界トップの企業にいくためにはスキルをしっかり磨いておきましょう。英語や中国語で語学を磨いたり、マーケティング・ファイナンスなどの専門性を身に着けたりすることも大事です。前職でのマネジメント経験も非常に大事なのでチャンスがあればどんどん経験を積むことをお勧めします。

 

高収入業界の例

以下にて高収入業界の例をまとめておきます。

ご覧になってお分かりの通り、多くの企業がありそれぞれの企業に特色があります。投資銀行でいえばIBD・マーケット・リサーチ・アセットマネジメントなどの職種もあります。コンサルティングでいえば、戦略系・総合計・IT系ファームなどの特色があります。どの企業がご自身に合うかは培ってきたこれまでのキャリアやスキル、性格によってきます。

自分にぴったりの企業を見つけるためには転職エージェントを使用することをお勧めします。転職エージェントは多くの業界や企業の専門的な知識をもとにして、転職希望者のキャリア・スキル・性格などを考慮してぴったりの企業を紹介してくれます。ご自身で探すよりかは時間の節約にもなるし、専門家でないとわからない情報も教えてくれる心強いパートナーとなるでしょう。

投資銀行

  • ゴールドマン・サックス証券
  • モルガン・スタンレー
  • JPモルガン
  • バンクオブアメリカ・メリルリンチ日本証券
  • バークレイズ
  • UBS証券
  • ドイツ銀行

コンサルティングファーム

  • マッキンゼーアンドカンパニー
  • ボストンコンサルティンググループ
  • ベインンアンドカンパニー
  • ローランドベルガー
  • ATカーニー
  • デロイトトーマツコンサルティング
  • アクセンチュア
  • PwCコンサルティング
  • KPMGコンサルティング
  • アビームコンサルティング
  • コーポレイト ディレクション

外資メーカー

  • プロクターアンドギャンブル(P&G)
  • ユニリーバ
  • ロレアル
  • ネスレ
  • マース
  • ジョンソンエンドジョンソン
  • コカ・コーラ
  • ルイビトンモエヘネシー(LVMH)
  • ジェネラルエレクトロニクス(GE)

総合商社

  • 三菱商事
  • 三井物産
  • 住友商事
  • 伊藤忠商事
  • 丸紅
  • 豊田通商
  • 双日

 

いかがでしたか?

もっと知りたい部分などをコメントいただければ随時ご紹介していきたいと思います。

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