30代平均年収を信じきってはいけない。上を目指すべき理由とは

一般的に40代になると転職のスカウトはほとんど来ず、キャリアの選択肢が20代、30代と比べると狭まってしまう。すなわち、30代がキャリアの選択肢を広げて置ける最後の期間であるといえる。その30代で平均年収を超えているからと言って安心してしまうのは非常に危険である。今回は30代平均年収とみなさんの年収を上げるための手段をまとめていきたいと思う。

30代平均年収

転職エージェントのdodaから2018年度版の平均年収の情報が発表された。

 

年代別の平均年収は20代が346万円、30代が452万円、40代が528万円、50代以上が645万円という結果でした。昨年と比較すると20代以外はダウンとなり、30代で3万円、40代で13万円、50代以上では16万円のダウンとなりました。年収分布を見てみると、20代と30代は300万円~400万円未満、40代は400万円~500万円未満、50代以上は1,000万円以上の層の割合が最も高くなりました。

 

年代別平均年収

年代 平均年収
全体 男性 女性
20代 346万円 367万円 319万円
30代 452万円 487万円 382万円
40代 528万円 583万円 413万円
50代以上 645万円 690万円 442万円

30代年齢別平均年収

年齢 平均年収
全体 男性 女性
30歳 414万円 439万円 367万円
31歳 429万円 457万円 375万円
32歳 439万円 467万円 382万円
33歳 451万円 483万円 387万円
34歳 459万円 497万円 381万円
35歳 465万円 502万円 387万円
36歳 474万円 512万円 392万円
37歳 481万円 525万円 390万円
38歳 489万円 535万円 394万円
39歳 494万円 540万円 399万円

参照https://doda.jp/guide/heikin/age/

勘違いしてはいけない、30代平均年収の数字

ここで勘違いをしていただきたくないのはこの30代平均年収を上回っているからといって、自分が高収入だと思ってしまってはいけない。これはあくまで様々な業界・様々な雇用形態の人たちをひとまとめにして平均を出している数字である。私としては、少しでも高い年収を獲得できるように研鑽を積むべきであると考える。特に30代はキャリアの選択肢を広げられる最後の期間である。40代での転職は非常に難しい。そのため、30代は40代以降のキャリアを考えたうえで設計をすべきである。

年収にこだわるのは悪いことではない

年収にこだわることは少し抵抗がある方もいらっしゃるのではないだろうか。私は年収にはこだわるべきだと思っている。給料とは自分がビジネスで出した価値に対する報酬である。皆さんは大変な受験勉強をして大学に入学し、大学で高い学費を払い勉強をして、就職活動に時間を使い就職先を見つけ、人生のほとんどの時間を使い仕事をしてきているはずだ。そのような努力を重ねてきた皆さんの価値を決して過小評価をしてはいけない。

同じ業界や、周りの同世代の友人と比べて自身の給料が低い場合は、どうしたらその給料が上がるのかを考えていく必要がある。

 

30代で年収が低いと40代で上げることは難しい

冒頭に申し上げた通り、40代になると転職の選択肢は非常に狭まってしまう。そのため、40代以降で全く新しいキャリアや大幅なキャリアアップというのは中々難しい。30代でキャリアの選択肢を広げておくことが非常に大切である。例えば、1つの分野での専門性を築き上げれば市場価値が高い人材となれるので年収アップが見込める。マネジメント経験も非常に貴重となってくるため、マネジメント経験を積むことができる企業への転職を考えてみてもいいだろう。

今年収が高く見えても要注意。残業代の罠

現在手取りでの収入が高い方も要注意である。その手取り額には残業代が多く入っていないだろうか?例えば広告代理店のように残業代が満額支払われる会社は手取り額が多くなる傾向がある。しかしそれは年収ではない。昨今、政府主導での働き方改革によって残業規制が行われてきている。この残業規制に関しては今後さらに強まっていくと考えられる。日本人だけでは労働人数をまかなえず、非日本人にも労働市場を開放する流れとなってきているが、これによっても残業時間の規制という潮流は強まっていくであろうと考えられる。事実、広告代理店最大手に勤めていた方に話を聞くと、残業代が今までの半分となり収入がガタ落ちしてしまい転職を考えているという。このように残業代というまやかしの収入で飾り付けられている可能性がある方は収入が激減する可能性もあるので要注意である。

30代で年収750万円以上を目指すために

例えば30代で年収750万円以上を目指すにはどうすればいいだろうか?年収が高い企業は①そもそもの業界、②業界トップの会社の2つの要素で決まる。①に関して、高収入な業界というものは存在する。その例が外資系投資銀行やコンサルティングファームである。どちらの業界も高収益体質であり、実力主義の業界であるので余剰な人員がいない。また、優秀な人を他社よりも採用したいということからできる限りの好待遇を設定している。このように業界のビジネスモデルや収益構造によって年収が決まってくるので、年収を上げるのであれば高収入の業界に転職をするのも1つの手である。

また、②に関して業界トップの企業は高収益体質であり業界の競合よりもより優秀な人材を集めるために待遇を良くしているケースも多い。

そのため、30代で年収をあげるためには①高収入な業界への転職か②業界トップ企業への転職をすることをすすめる。

キャリアアップのためにスキル磨きはきちんと行おう

高収入の業界に行くことや業界トップの企業にいくためにはスキルをしっかり磨いておこう。英語や中国語で語学を磨いたり、マーケティング・ファイナンスなどの専門性を身に着けたりすることも大事である。前職でのマネジメント経験も非常に大事なのでチャンスがあればどんどん経験を積むことをすすめる。

高収入業界の例

以下にて高収入業界の例をまとめておく。

ご覧になってお分かりの通り、多くの企業がありそれぞれの企業に特色がある。投資銀行でいえばIBD・マーケット・リサーチ・アセットマネジメントなどの職種もある。コンサルティングでいえば、戦略系・総合計・IT系ファームなどの特色がある。どの企業がご自身に合うかは培ってきたこれまでのキャリアやスキル、性格によってくる。

自分にぴったりの企業を見つけるためには転職エージェントを使用することをすすめる。転職エージェントは多くの業界や企業の専門的な知識をもとにして、転職希望者のキャリア・スキル・性格などを考慮してぴったりの企業を紹介してくれる。ご自身で探すよりかは時間の節約にもなるし、専門家でないとわからない情報も教えてくれる心強いパートナーとなるであろう。

また、30代後半になると公開されている転職募集要綱から外れてしまうこともある。しかし、転職エージェントは非公開での求人を持っているので、30代後半でも応募できる可能性もある。

 

投資銀行

  • ゴールドマン・サックス証券
  • モルガン・スタンレー
  • JPモルガン
  • バンクオブアメリカ・メリルリンチ日本証券
  • バークレイズ
  • UBS証券
  • ドイツ銀行

コンサルティングファーム

  • マッキンゼーアンドカンパニー
  • ボストンコンサルティンググループ
  • ベインンアンドカンパニー
  • ローランドベルガー
  • ATカーニー
  • デロイトトーマツコンサルティング
  • アクセンチュア
  • PwCコンサルティング
  • KPMGコンサルティング
  • アビームコンサルティング
  • コーポレイト ディレクション

外資メーカー

  • プロクターアンドギャンブル(P&G)
  • ユニリーバ
  • ロレアル
  • ネスレ
  • マース
  • ジョンソンエンドジョンソン
  • コカ・コーラ
  • ルイビトンモエヘネシー(LVMH)
  • ジェネラルエレクトロニクス(GE)

総合商社

  • 三菱商事
  • 三井物産
  • 住友商事
  • 伊藤忠商事
  • 丸紅
  • 豊田通商
  • 双日

 

 

いかがだっただろうか。

もっと知りたい部分などをコメントいただければ随時ご紹介していこうと思う。

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